英語の基本 2022 5 22

「私は、いくつかのリンゴを買った」
 この日本語は、不自然だと思いませんか。
普通は、何個リンゴを買ったか覚えているはずなので、
「1個買った」とか「2個買った」と言うでしょう。
袋入りのものを買ったら「たくさん買った」と言います。
 ところが以下の英語の日本語訳は、そうなっています。
「I bought some apples.」
(私は、いくつかのリンゴを買った)
 これは「some」の日本語訳が間違っていると思います。
デイビッド・セイン氏は著書で、こう書いています。
 ネイティブにとって「some」は「いくつか」ではなく、
「適量な数」を表します。
「some」は「(その状況における)適切な数量」を表す形容詞です。
 そういうわけで、上記の英語は、
「私は、ちょうどいい数のリンゴを買った」と訳すべきです。
 ちなみに上記の英語から「some」を取ってしまって、
「I bought apples.」とすると、
ネイティブは、大量のリンゴを買ったのかと想像するそうです。
こうしてみると「適量のsome」がわかりやすいでしょう。
(参考)
「もしもネイティブが中学英語を教えたら」(デイビッド・セイン)

























































































































スマートフォンのトップページへ